【手法・メンタル・戦略】FXトレーダーが読むべき神本10選

よく学ぶ

👨‍🎓 生徒:
「先生、最近トレードの調子がイマイチなんです…。負けが続くと、何が悪いのか分からなくなってきて…」

👴 校長:
「ほぉ〜う、それはいけねぇな。勝ちたい一心で焦ってるうちは、相場にゃ好かれねぇよ。まずは、自分の“土台”を磨くこったな」

👨‍🎓 生徒:
「土台、ですか?」

👴 校長:
「そうさ。手法やテクニックも大事だがな、勝ち続けるやつぁ皆、考え方と心構えがしっかりしてるもんよ。おめぇ、自分の軸ってもんがグラついてんじゃねぇか?」

👨‍🎓 生徒:
「……たしかに。毎回、結果に一喜一憂してて…」

👴 校長:
「そういうこった。だからよ、今日は**“トレーダーとしての背骨”を作る神本を10冊**、特別に教えてやらぁ。
相場にゃ口を出すより、本を開いたほうが身のためってもんよ。しっかり読みな!」


📚 というわけで今回は、FXトレーダーが 「手法・メンタル・戦略」 の3本柱を鍛えるために、
現役トレーダーたちにも愛される“神本”を10冊、理由と感想つきでご紹介します。

「勝てるようになりたい」「でも何から学べばいいか分からない」
そんなあなたにこそ、一冊の本が相場との向き合い方を変えてくれるかもしれません。

①【ゾーン — 相場心理学入門】

🖋著:マーク・ダグラス

  • 理由:トレーダーの“心”に向き合ったバイブル。勝てるトレーダーの「思考パターン」を学べる。FX・株式などあらゆる相場トレードにおいて“心”がいかに勝敗を分けるかを徹底的に掘り下げた一冊です。
  • 感想:エントリーや利確のタイミングばかり考えていた頃、「ルールを守れない自分」を変えなければ何も始まらないと痛感させられた。特に印象的だったのは、「マーケットには優位性があるが、次の1回が勝てるかどうかは完全にランダムだ」という考え。
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②【デイトレード】

🖋著:オリバー・ベレス&グレッグ・カプラ

  • 理由:本のタイトル通り「デイトレード」の教科書であり、短期売買で継続的に利益を出すための原則と心構えを、初心者でもわかりやすく解説しています。「勝つための考え方=プロフェッショナルマインド」にフォーカスしており、トレードスキルよりも先に、勝ち組になるための行動哲学を叩き込んでくれます。
  • 感想:FX初心者だった頃、この本を読んで「自分が勝てない理由」がわかりました。特に「マーケットを変えようとするな。変えられるのは自分だけだ」という言葉。それ以降、「ルール通りに動く自分」を作る努力をするようになりました。
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③【マーケットの魔術師】

🖋著:ジャック・D・シュワッガー

  • 理由:思考法・習慣・失敗からの復活までが語られる。著者シュワッガーが実際に世界のトップトレーダーたちにインタビューした記録です。登場するのは、プロのファンドマネージャーや伝説のヘッジファンドの天才たち。それぞれが全く異なる手法で大成功しており、「手法よりも“考え方”が大事」だと痛感できます。
  • 感想:特に印象に残ったのは、「自分のトレードルールは、他人の真似ではなく、自分の経験から作り出されたもの」という言葉。自分自身も、他人の手法をマネして失敗することが多かったので、胸に刺さりました。
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④【ザ・トレーディング──心理分析・トレード戦略・リスク管理・記録管理】

🖋著:アレキサンダー エルダー

  • 理由:単なるテクニカル分析や手法の話ではなく、「自分自身を知り、感情をコントロールする力」がトレードにおいてどれほど重要かを深く掘り下げています。恐怖、欲望、フラストレーションとどう向き合うか――これはどのトレード本にも書いてあるようで解説されていない部分です。
  • 感想:感情に左右されるエントリーや損切り、根拠のないポジポジ病…そんな悩みを抱えていた自分には、「自分の内面を分析する」というこのアプローチがまさに刺さりました。
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⑤【ラリー・ウィリアムズの短期売買法】

🖋著:ラリー・ウィリアムズ

  • 理由:世界的なトレードコンテストで実績を残したトレーダーの手法書。統計に基づいた売買戦略が紹介される。
  • 感想:「こんなにシンプルでいいの?」と驚いたけど、シンプルだからこそ再現性が高い。信じて検証する価値あり。
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⑥【生き残りのディーリング】

🖋著:矢口 新

  • 理由:矢口新氏は、元為替ディーラーとして第一線で活躍していた実務家です。本書はその経験に基づいた「リアルトレードの現場の空気感」が詰まっています。教科書的な理論ではなく、「現場でどう動くか」「どう考えるか」が生々しく描かれているのが魅力。
  • 感想:「これは“プロの現場”を知る貴重な教科書」――それがこの本を読んだ感想です。理論的な手法の話よりも、「どうやって冷静に判断するか」「どうやって自分の資金とメンタルを守るか」といった、“トレーダーとしての在り方”がとても深く語られていて、読み物としても面白い。
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⑦【一目均衡表の研究】

🖋著:佐々木 英信

  • 理由:一目均衡表は、日本で生まれた数少ない「世界的に認められているチャート分析手法」です。本書はその創始者・一目山人(本名:細田悟一)によるオリジナル理論の集大成。国内外のプロトレーダーにも使用されており、その理論的深さは折り紙付きです。
  • 感想:相場を自然の流れとしてとらえる」という思想に強く共感。特に、「時間が価格に先行する」「価格よりも、変化の兆しを見るべし」といった考え方は、他のテクニカル本では得られない新鮮な視点でした。
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⑧【トレーディングエッジ入門】

🖋著:ハワード・バンディ

  • 理由:この本の最大の特徴は、「トレーディングで勝ち続けるために必要な“エッジ”とは何か?」を心理・行動・戦略の3つの側面から体系的にまとめていること。「エッジ」とは、ただの勝率やインジケーターの話ではなく、トレーダーとしての考え方、振る舞い、意思決定の質のことです。
  • 感想:読みながら、「あ、自分の悩みってトップトレーダーも最初は同じだったんだな」と安心した部分が多かったです。特に印象に残ったのは、「最終的に勝つのは、知識よりも自己理解が深い人間だ」というメッセージ。これは何度でも読み返したい名言でした。
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⑨【ファンダメンタルズ分析で読み解くFX】

🖋著:田嶋智太郎

  • 理由:本書では為替に影響を与える経済指標、金融政策、中央銀行の動向、地政学リスクなどが「相場にどう影響するか」を学べる。具体例を交えてわかりやすく解説。「なぜドル円は動いたのか?」を根本から理解できるようになります。
  • 感想:この本を読んで、値動きの背景が見えるようになると、ポジションがぶれにくくなった。「経済はロジックで動く。ニュースはヒントの宝庫だ」と視点が180度変わりました。
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⑩【リスクを取らないリスク】

🖋著:ナシーム・ニコラス・タレブ

  • 理由:トレードにも通じる「現代社会のリスクの本質」を学べる。この本は直接的なFXトレードの解説書ではありませんが、現代における「リスク」との向き合い方を深く掘り下げています。
  • 感想:「リスクを取らなければ安全」という信念がいかに幻想かを、これほど明快に示してくれる本はなかなかありませんでした。特に印象に残ったのは、「これまでの成功パターンが通用しない時代には、新しいリスクを取らないことこそが最大の損失になる」という一節。これは、相場でも現実でも同じことが言えると感じました。
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✅まとめ:FXトレーダーは“技術 × 思考 × 心”を本から盗め!

FXで勝ち続けるには、単なる手法だけでなく「考え方」や「感情の扱い方」まで含めた総合力が求められます。
今回ご紹介した10冊は、それぞれ違う切り口からあなたのトレード力を底上げしてくれる良書です📚✨

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